工務店に初めて依頼!うまく活用するために知っておくべき情報を一挙に紹介

このサイトでは、工務店に初めて依頼することになった場合に、上手く活用するための情報を紹介しています。
初めての依頼となるとどのようなやり取りをしたら良いのかが分からず戸惑うことも多いので、基本的な情報に目を通して参考にしましょう。
打ち合わせを行う場合に確認しておきたいことや、見積書に関して精査すべきポイントも言及しています。
見積書が出てきても何をみたら良いのかが分からないという場合には、見方も覚えておくべきです。
工務店に初めて依頼!うまく活用するために知っておくべき情報を一挙に紹介
工務店に依頼することになった場合、上手な活用法を覚えておくと便利です。
まず最初はどのような家づくりを行いたいかの要望を出しましが、その要望に対して工務店側から具体的な案を出してもらうのがお勧めです。
専門的な知識を持たない依頼主は実現するための手法を知りませんので、形にするための案を出してもらいます。
また、問題が発生しそうな部分を指摘してもらったり、予算内におさめるためのアドバイスをもらうことも大切です。
工務店の基本的な業務内容を事前にチェック
工務店を選択する場合に必ず行わなくてはならないのが、業務内容をチェックするという点です。
基本的に、工務店は地域密着型でサービスを提供する小規模な店舗であると考えられることが多いです。
しかし、これは一部の業務形態であって実は工務店には様々な店舗が存在します。
例えば、大手のハウスメーカーから依頼を受けて注文住宅の建設などを行っている店舗も存在します。
自分たちで受注を行うのではなく、あくまでも下請けの立場としてサービスを提供する形態です。
また、建設や設計を行うのではなく小規模なリフォームを請け負っているところも少なくありません。
特に、個人経営でサービスを提供している場合には、リフォームの需要はとても高いので注文住宅のような大きな注文よりも、こういった小規模なサービスで経営を成り立たせていることも少なくない現状です。
このように、工務店では基本的な業務内容が全く異なるので事前にチェックをして、自分の目的を達成できるかを判断することです。
工務店のアフタフォーローに含まれている項目
アフターフォローは、何を購入する場合でも意識しておきたいところです。
これが充分ならば、満足できる買い物ができるかもしれません。
一方で、これが不十分な場合にはあまり満足できない可能性もあります。
特に金額大が大きくなる建て売り住宅の場合にはこれに該当するでしょう。
そして注文住宅の場合には、さらにそのフォローは重要かもしれません。
注文住宅を建築するのは工務店になりますが、工務店のアフターフォローは事前に確認をしておきたいところです。
当然ながら、工務店を選ぶ場合にはその特徴を明確に見分けなければいけません。
それぞれ得意分野が存在しているからです。
弁護士にしても医者にしても、すべてのことができるわけではなく例えば弁護士ならば離婚相談を得意としているけども相続に関しては詳しくないあるいは知的財産権に対しての知識はあまり持っていないと言うこともあるわけです。
工務店も同様で、1つ特化した能力はあるかもしれませんが、何でもできるわけではなくやはり得意としている項目を見極めることが大事になるでしょう。
工務店を訪れる際に持参したほうがよい物
住宅はハウスメーカーで建築するか工務店で建築するかの2種類になりますが、もし工務店に行く場合にはどのようなものを持参したら良いでしょうか。
特に持っていくものはありませんが基本的に詳しく話を聞きたい場合にはメモ帳などを持参するのが良いかもしれません。
メモを取っておくことも重要ですが、質問事項をあらかじめ用意することです。
スタッフと話をする機会は何度かある中で、やはり無駄に何往復もするのは大変です。
またむやみに電話をかけるのも失礼と言う考え方があれば、いちどに聞いておきたい事は聞いておくべきかもしれません。
そうすると、そこまでの段階で疑問に感じていたことや質問をしたい内容を1つのメモにまとめておき、1から順番に質問をしてみると良いでしょう。
すると、短い時間の中でかなり成果を得ることができるかもしれません。
当然ながら、自分にとってデメリットのこともあるかもしれませんがそれらを含めて色々と参考にしてみるのが良いです。
工務店に依頼するうえで必要な予算とは
工務店と予算に関しては、様々な基準が存在します。
一般的に、セミオーダー方式でサービスを提供しているところもありますので、この場合は一定の金額が必要になります。
4000万円から5000万円程度になることもありますので、事前に調べておいて確認しなくてはいけません。
また、フルオーダー方式に関しては予算の上限が存在しないので、この違いは非常に重要です。
言い換えれば、安いコストであっても十分に相談を行うことが可能です。
例えば、狭い土地で狭小住宅を建設してほしいと考えている場合には、1000万円台から相談を行う事もできます。
工務店での注文住宅の相談は、あくまでもその顧客に応じた最善のプランで進めていくことになります。
要望があればそれに応えられるだけの設計や間取りを考えていくことになりますので、その点は職人に任せて問題ありません。
相手側から現実的に可能であるプランを提案してもらうことができますので、それに応じて交渉を行うと良いです。
工務店と契約した後の一般的な流れ
工務店に家づくりを依頼して契約を交わした後の流れについて解説します。
工事請負契約締結後は打ち合わせを行い、プランを決めていきます。
工事による騒音などで迷惑をかけることがあるため近隣へ挨拶をします。
希望する場合は安全祈願として着工前に地鎮祭や、柱や梁など骨組みが完成したら上棟式が行われることも。
工事中は工事の邪魔にならないように現場の状況確認をすることも可能です。
完成後、図面通りに建てられているか施主立会いのもと最終的なチェックを行い引き渡しとなります。
傷や汚れ、扉の建て付けなど気になる点があれば、暮らし始めて困らないように直してもらいましょう。
工務店への支払いの流れは、契約時に着手金を支払ったら、工事着手時や着工中に中間金の支払いを、引き渡しの際に残代金を支払います。
工事にかかる期間は、工務店や工事の内容によって前後します。
引越し時期が決まっているような場合は、時間にゆとりを持てるよう早めに依頼すると良いでしょう。
工務店の作業現場を依頼主が訪れるべき理由
家を建てるというのは、施主にとっては一生に一度あるかないかのビッグイベントです。
そのため建築途中の作業現場を頻繁に訪れ、見学する施主は珍しくありません。
こうして工務店が作業をしている建築現場を見学するのは、積極的に行うべきだとする意見が多くあります。
施主が作業現場を訪れるべき理由は、工事の様子を観察するためです。
壁や床ができると内部に何があるのかわからず、不具合が隠されているかもしれません。
建築知識ゼロである素人の施主が観察してもわからないかもしれませんが、そこで見ているというだけで工務店の職人たちには緊張感を与えられます。
不都合が起きてもそれを隠し通すのは難しくなるので、トラブルを未然に防ぐためにも現場は確認すべきです。
また観察するためだけではなく、工務店の職人と仲良くなれるのも行くべき理由です。
訪れるたびに差し入れをしたり作業の邪魔にならないように挨拶をしていれば、お互いの間に信頼関係が生まれて家づくりにも良い影響を与えてくれます。
工務店の進捗に問題がないか確かめる方法
工務店に工事をお願いした場合に、気になる点は進捗状況です。
海外では必ず施工主が立ち会って工事を行います。
それほど人を信用できないのと同時に、人任せにしないという文化があると考えられます。
とはいえ自分が一生住む家ですから、しっかりとした工事をしてほしいと考えるのも当然です。
どの工務店も、従業員も一生懸命やってくれると考えるのは間違いです。
大部分はそうですが、ごくまれに良心的とはいえない場合があります。
ではどのようにして進捗を確かめることができますか。
見積もりをする段階で、報告制度があるかどうかを確認することです。
仮になければこまめにメールなどをして尋ねるしかありません。
あるいは自分で見に行くと確実です。
信頼されていないみたいでいやだと感じる職人さんもいれば、見に来てくれた方が安心できるという人もいます。
気を使って何も尋ねない、見学に行かないというのは避けるべきです。
手抜きをされるケースはまれであるとはいえ、関心を払うことは欠かせません。
工務店からの引き渡し時に細かく見るべき箇所
家づくりが終わって工務店からの引き渡しが行われる時には、見ておきたいポイントがいくつかあります。
まず最初に確認したいのがフローリングに傷がついていないかという点であり、新品の材料であっても施工中に傷がついてしまうことがありますので、必ず見ておきたいところです。
万が一傷がついてしまうと自分では補修することが難しいので、最初に専門家に綺麗にしてもらうことをお勧めします。
内装クロスにも傷や汚れがついてしまうことがありますので、引き渡しの時には必ずチェックしましょう。
気になる点が見つかった時には、詳細に伝えれば工務店側は後日クロスの張替えを行ってくれます。
気にしながら過ごすよりも、最初に思い切って張り替えてもらった方が気持ち良く新しい家でスタートできますので、遠慮せずに伝えましょう。
外壁タイルに傷や割れた個所がないことを確認し、窓枠にクラックが生じていないかもチェックします。
ドアの開閉では、スムーズに動くかを見ておきます。
工務店の担当者に緊急で来てもらう手段
注文住宅などを建てるときに工務店を利用することがありますが、基本的に最初に担当者が決められると考えられます。
一度決められた担当者が途中で変更するようなケースは少なく、仮に変更する場合はお客さん側が他の人にして欲しいと要望したときになる筈です。
工務店では多くの人がお客さんになっているケースがあり、担当者が複数の物件を担当しているようなケースも珍しくありません。
そのため途中で担当者を呼びたくなった場合に、すぐに対応してくれないようなことも少なくないです。
緊急的に担当者を呼び出したい場合は、問い合わせをしたときにどのような問題が起きているのかを細かく伝えないといけません。
あまりにも抽象的な質問などをすると担当者側に緊急性が伝わらない可能性が高いので、どのようなことが起きているから早く来てほしいと伝えないといけないです。
冷静に電話などで伝えるのも大切になりますが、ある程度は急いでいることも言わないとすぐには対応してくれないかもしれません。